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切り抜き詳細
発行日時
2016-12-15 19:32
見出し
夢に見た場所
リンクURL
http://tanba.jp/modules/column/index.php?page=article&storyid=4842
記事詳細
故郷の歌や踊りを持った人たちに、子どもの頃から憧れていた。お酒が入ると楽しげに歌い踊る様子が、実に郷土愛にあふれていて、美しくまぶしくみえた。故郷という土地を持たない私のような者にとっては、それは一生持つことのできない、手の届かない、遙かなる憧れの光景であった。自分はその輪に加わることは今までもこれからもずっとないだろうと思っていた。 ところで皆さんは、篠山には観光客の求めに応じボランティアで観光ガイドをする団体があることをご存じだろうか。その名も「ディスカバーささやまグループ」。1983年12月に設立された歴史あるボランティア団体である。 今年入会したばかりの私は、篠山愛にあふれ、知識も豊富な大先輩方から、多くのことを学ばせていただいている。贅沢なことに篠山の生き字引のような方々からお話を伺いながら現地を歩く研修もあり、篠山のことをより深く知ることができる。そして、ガイド活動でも観光客の心を鷲づかみにする大先輩の口上に見とれ感心しつつ、少しでも真似しようと今は必死である。 先日、忘年会があり、どなたから歌い始めたのだろうか、デカンショ節が始まり、こちらで歌が切れそうになるとそちらで誰かが歌い継ぎ、デカンショ踊りと共に、手拍子と合いの手が入り、最後には学生が巷で歌い継いできたという節まで飛び出して大笑いのうちに幕を閉じた。 夢に見た憧れの輪の中に、自分がいた。 (土性里花・グループPEN代表)