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切り抜き詳細

発行日時
2016-12-12 18:23
見出し
丹波市俳句協会
リンクURL
http://tanba.jp/modules/column/index.php?page=article&storyid=4839 丹波市俳句協会への外部リンク
記事詳細
 十二月三日、丹波市俳句協会が設立された。これまで五月に「田ステ女俳句ラリー」、十一月に「青春俳句祭」がそれぞれの実行委員会の尽力で開催されていた。それが一つにまとまり、市民活動課に事務局が置かれることとなった。また事業としてあげられたのは丹波市に関わる著名俳人の顕彰、青少年の俳句文化の定着に関する事業、丹波市の俳句文化振興に関する事業等々。丹波は元禄時代の女流俳人「田ステ女」をはじめ、西山泊雲、野村泊月、西山小鼓子、片山桃史、細見綾子など、優れた俳人を輩出した地、そのことをもっと地元の方たちに知ってもらいたい。  俳句で一番大切なのは季語。これは春夏秋冬というはっきりと四季のある国ならではの恩恵であり文化。今頃なら凩、師走、時雨、炬燵、着ぶくれ、湯豆腐、おでん等々、普通の暮らしそのものが季語になる。この日、記念講演をして下さったのは俳人茨木和生氏。氏の主宰されている結社の師系は松瀬靑々。靑々は細見綾子が若くして寡婦となり丹波で療養中のときに医者から俳句を勧められたときの師でもある。「師弟の句」と題して、松瀬靑々が当時の丹波の俳人に請われて黒井で何度も句会をした話、また丹波の風景を愛したこと、「思い遣る」という方法で俳句を詠んだことなど、初学の頃の綾子の俳句についても話された。  これまで俳句ラリーや、青春俳句祭を続けて来られた方々の努力に改めて敬意を表すと共に、月に一度丹波の句友と句会を囲む者として、丹波俳句協会の益々の発展を祈りたい。