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切り抜き詳細

発行日時
2016-10-13 9:01
見出し
漫画家 おぎのじゅんこさん
リンクURL
http://tanba.jp/modules/about/index.php?page=article&storyid=638 漫画家 おぎのじゅんこさんへの外部リンク
記事詳細
漫画家志望の夢実現 埼玉県川口市在住  1978年(昭和53)丹波市柏原町見長生まれ。本名財家順子。柏原高校、神戸女子大学文学部卒。大学在学中から漫画雑誌に投稿し、25歳の時に作品が採用されてデビュー。著名漫画家のアシスタントをしながら漫画を執筆。37歳。  多くの人に愛されるキャラクター「ゴマちゃん」が活躍する「NHKEテレ」(毎週火曜日午後6時45分から)で放送中のアニメ「少年アシベGO!GO!ゴマちゃん」の漫画版を執筆。原作は漫画家の森下裕美さんが約20年前に連載した人気漫画「少年アシベ」。単行本第一巻が先月発売された。原作とアニメのイメージを引き継ぎながら、作画をしている。  マンガ好きは小学生のころから。ギャグ漫画を描き続け、「将来は漫画家になりたい」と夢を抱いた。初めて作品が採用されたのは、漫画雑誌ではなく、畑違いの神戸市消防局の発行する広報誌「雪」で4コマ漫画を連載。大学卒業後も神戸で活動していたが、「仕事の幅を広げたい」と思い、上京した。  「デビュー12年で、ゴマちゃんを描けるなんて夢にも思わなかった。あのゴマちゃんを私が描いてもいいのか」と思ったという。一方では、「お世話になった人とのお付き合いを大切にしてきた結果」とも考え、全力投球している。「順調にいかない時もあったが、家族や友人に励まされた。描き続けて良かった」としみじみ。  漫画家がそれぞれ各県の県民性の秘密を紹介した作品も執筆。兵庫県や丹波市出身の強みを生かし、黒豆、マツタケ、恐竜などを登場させた作品は、子ども時代の思い出をネタに使った。「今後も、特産品やいいとこを紹介したい。ゴマちゃんを描けたのは幸運。今度は、オリジナル作品を世に出したい」と夢を語る。  小学生のころは、学校裏の大内山でよく遊んだ。「自由に遊べる環境がとても良かった」と振り返る。「里帰りする度に思い出が深まる。ふるさとは、いいですね」と笑顔が弾けた。