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切り抜き詳細
発行日時
2016-9-29 9:26
見出し
「笑いあり、涙あり」 花いちもんめ・松竹新喜劇
リンクURL
http://tanba.jp/modules/news/index.php?page=article&storyid=2603
記事詳細
写真・笑いと涙の舞台を繰り広げた松竹新喜劇=篠山市北新町で 篠山演劇サークル「花いちもんめ」(足立義則座長)が企画した松竹新喜劇の公演「裏町の友情」が9月24日、たんば田園交響ホールで開かれた。松竹の役者とサークルメンバーが織りなす“笑いあり、涙あり”の名作に、800席を満席で埋めた観衆らは万雷の拍手を送っていた。 作品は、町の名物と言われるほどけんかが絶えない倉橋クリーニング店と宇部燃料店が舞台。宇部の娘が嫁ぎ先から戻ってきたことがきっかけで、さまざまな出来事が繰り広げられるというストーリー。 松竹座長の渋谷天外さんがクリーニング店主を、曽我廼家寛太郎さんが燃料店主を務めたほか、店員や町の人々などを花いちもんめのメンバーが務めた。 要所、要所にちりばめられた笑いの要素と、けんか相手を「けんか友達」として助け合おうとしたり、互いになくてはならない存在であることを認め合う友情に、多くの人が笑って泣いた。 作中には何度も「丹波篠山」の地名が登場したほか、昭和の爆笑王・藤山寛美さんの孫、扇治郎さんも登場し、「ぜひまた丹波篠山で松竹新喜劇を公演できるようよろしくお願いします」と呼び掛けるなどし、舞台を盛り上げた。 カーテンコールに登場した足立座長は、「松竹新喜劇が好きで、みなさんに篠山で素晴らしい人情劇を見てほしくて、松竹のみなさんにわがままを聞いてもらった。拍手をいただいて、本当にやってよかった」と笑顔。渋谷さんは、「ぜひ大阪の舞台も見に来てほしい。また篠山でも公演できれば」と呼び掛けていた。