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切り抜き詳細
発行日時
2016-7-21 8:38
見出し
人の数ほどあるものは…
リンクURL
http://tanba.jp/modules/column/index.php?page=article&storyid=4687
記事詳細
奥さまが車いすで、その車いすを押す夫さまの80歳代のご夫婦。2人で買い物に来られているご様子。ふと気が付くと、喫茶コーナーにいる私たちの横のテーブルに夫さまが座っておられた。そこへ、車いすの奥さまが嬉しそうにアイスを2つ持ってテーブルに戻ってこられた。アイスを注文するカウンターは高いから注文する時や受け取る時はご不便だったろうなと、少し気になったけれど、夫さまに、にこにこしながらアイスを渡している奥さまの楽しそうな笑顔を見ていると、こちらまで楽しくなってきた。そして、美味しそうに嬉しそうに食べ始めるおふたり。 笑顔が可愛い奥さまと、楽しそうな夫さま。幸せそうなお二人を見ていて気持ちがほのぼのと温かくなってきた。上等な服を着ているわけではない、お金持ちそうでもない、普通に生きて普通に歳を重ねて普通に倹約しながら生活している印象のご夫婦だったが、二人でいるだけで満足そうで幸せそうで、ふたつ合わせて500円ぐらいのアイスだけれども、好物でいらっしゃるのでしょう、とても美味しそうに召しあがっていらした。 幸せは人それぞれ違うもので、人の数ほど幸せの形はあると思う。周囲からは幸せそうに見えない人でも、案外と本人は幸せで満足だったりする。一概に自分の狭い尺度で自分以外の人の幸せを測ってはいけないなと改めて考える。おふたりの笑顔を思い出すと、今でも心がほっとして、あったかい。幸せをいただいた良い日でした。 (土性里花・グループPEN代表)