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切り抜き詳細
発行日時
2016-7-7 8:59
見出し
姫と北斗七星と虫網と。
リンクURL
http://tanba.jp/modules/column/index.php?page=article&storyid=4671
記事詳細
夜8時。虫網と懐中電灯を持って長靴を履いた大人たちが集まってくる。今からヒメボタルの生息調査に出発するのだ。出会えるか出会えないかはわからない。 「篠山自然の会」代表である樋口清一先生運転の四輪駆動使用にした田舎のベンツ軽トラックは、山の中を一路突き進んでいく。時々止まっては車のライトを消し、暗闇に蛍の光はないか目を凝らしつつ、また走り始める。車で行けるところまで行くと、真っ暗な山の中を虫取り網片手に歩き始める。どうやら杉林を姫は好むらしく、先生があたりを付けていた場所まで来ると、懐中電灯を消し周囲に光が飛んでいないか確認する。音や光に反応することもあるらしく、懐中電灯を点滅させたり、声をあげてみたり、歌ってみたり…。 ヒメボタルは源氏蛍や平家蛍とは個体の大きさも光の色も点滅も異なるそうで、それはそれは美しいという。否が応でも期待は高まる。この晩は3カ所の生息していそうな場所を行ってみたが空振り。次の晩も3カ所まわってみたが見つからず。それでも篠山の街中では見られない美しい星空とまだ飛んでいる源氏や平家蛍の舞が美しい。 夜も遅くに虫網を持った大人たちがガコガコと長靴鳴らして、変な声をあげながらうろうろしているのを綺麗に揃った夜空の北斗七星は微笑みながら見ていたに違いない。当の私でさえ、不思議なお伽話の登場人物になったような気がしていたのだから。いくつになっても夢を追う大人たち。私の憧れです。 (土性里花・グループPEN代表)