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切り抜き詳細
発行日時
2016-6-23 9:02
見出し
時代異なる作家を対比 兵庫陶芸美術館で特別展 8月28日まで
リンクURL
http://tanba.jp/modules/topics/index.php?page=article&storyid=9266
記事詳細
写真・日野田氏らの作品が並ぶ特別展会場=篠山市今田町上立杭で 兵庫陶芸美術館(篠山市今田町上立杭、079・597・3961)で特別展「Rencontre―いま、ここで、出会う」が開かれている。時代が異なる作家を2人1組で対比し、その作品の共通点やギャップなどを通じて、陶芸の幅広さや奥深さを伝えている。8月28日まで。月曜休館(ただし7月18日は開館。翌19日は休館)。 「ランコントル」は「遭遇」や「接触」を意味するフランス語。28作家103点を紹介している。どんな作品にもそれぞれの時代の世相が映し出されており、「時代のドキュメント」として捉えると、実に興味深いという。 展示会場では、鮮やかな模様を器に施す色絵磁器の大成者で人間国宝の富本憲吉氏(1886―1963年)と、漫画を彷彿させる複雑でカラフルな図柄をやきものの表面に描いている日野田崇氏(1968年―)の作品を対比。富本氏のタデやブドウ、シャクヤク、梅の花などが描かれた壺や鉢など19点と、世相を表現したという漫画風の模様が表面に細々と描かれた日野田氏の立体造形7点を展示している。