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切り抜き詳細
発行日時
2016-6-5 8:43
見出し
再会
リンクURL
http://tanba.jp/modules/column/index.php?page=article&storyid=4645
記事詳細
先日、「梅原猛先生友の会」に久しぶりに出席、梅原先生と奥様、その会員の方々と再会できた。この会は三十三年前、先生の著書への感想文を出版社が募集、その内容が先生の意にかなった人たちによって結成された。先生が各地で講演されるのに合わせて旅も企画された。私は先生の教え子枠で平成十二年から何度か参加。歴史や古典に興味のある人たちが多く、誰と話してもいつも教えられることばかり。 昨年の三月、京都で先生の九十歳のお祝いの会があり出席。その時はそうそうたる来賓ばかりで、ゆっくりお話しができなかった。今回は先生ご夫妻を入れて十九人というこぢんまりとした食事会で、場所は高瀬川二条苑(高瀬川開削者であり豪商角倉了以の元別邸)という和食レストラン。小堀遠州による庭園はまさに緑一色。再会を喜ぶように若葉が揺れている。お元気な姿と変らない優しい眼差し、そしてまだこれから独自の日本人論を書かねばならないという強い決意に圧倒される。 一人一人に近況を聞いて下さる。私には「まだ書いているか?なかなかおもしろいものをもっているから頑張りなさい」と励まして下さる。 拙書「極楽の余り風」の一冊目にあたたかな前書きを書いて下さり、それがきっかけで日本ペンクラブにも入れて頂いた。 「はい、頑張って今年は四冊目を出したいと思っています」とつい言ってしまう。言った以上は実践しないと、有言実行の恩師に対して申し訳ない。恩師や会友との再会から大きな力をもらえた。