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切り抜き詳細

発行日時
2016-5-29 8:26
見出し
和楽器奏者 高橋竹昌さん(丹波市春日町国領)
リンクURL
http://tanba.jp/modules/about/index.php?page=article&storyid=617 和楽器奏者 高橋竹昌さん(丹波市春日町国領)への外部リンク
記事詳細
アクティブな日々過ごす  自宅で津軽三味線や地歌三味線、琴、着付けの教室を開き、丹波地域の小学校や敬老会などで和楽器の美しい音色を披露している。エアロビクスやヨガのインストラクターとしても活動するなど、アクティブな毎日を過ごしている。  長唄や民謡に取り組んでいた祖父と父の影響で、幼いころから三味線に興味があった。当初はピアノを習っていたが、「どうしても三味線が習いたい」と父に懇願。中学生の頃から柏原町にあった教室「新箏社」の門をたたき、主宰者だった故・大岡照子さんに師事、地歌三味線の指導を受けた。  「それはそれは厳しい指導でした」と当時を振り返る。それでも辞めなかったのは、「三味線を弾きたいという気持ちが上回っていたから。学校の勉強がおろそかになるほど熱心でしたね」と笑う。その後は琴も習い、22歳で名取に、30歳で師範の免状を受けた。  さらには竹山流津軽三味線の教室にも通い、師範に。2005年には念願の教室を自宅で開いた。「芸事は、盗めと言われる世界だけど、学んできたことはついついすべて伝えてしまいます」。  2人目の出産後、友人に誘われてエアロビクスを始め、今では市内数カ所で教室を開いている。「いろんな人に笑われる話ですが、若いころから“老後”を楽しみにしています。さまざまな活動を積み重ねることで、楽しい時間を過ごせる。そのためには健康でいること。だから体も動かさないと」とほほ笑む。  今はフラダンスに挑戦中。「何でものめり込んでしまうから、できるだけ習い事はセーブしています」。本名は松下千鶴。