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切り抜き詳細
発行日時
2016-5-15 8:17
見出し
第二十回田ステ女俳句ラリー
リンクURL
http://tanba.jp/modules/column/index.php?page=article&storyid=4627
記事詳細
まさに風薫る五月八日(母の日)、丹波市柏原町で第二十回 田ステ女俳句ラリーが盛大に開催された。前日は雨のち曇りのどんよりした天気だったが、当日は不思議なほどカラリと晴れ上がり、若葉を揺らして吹く風のなんとも心地よい。 今回、私の所属している俳句結社「栴檀」の辻恵美子主宰が、丹波出身の俳人「細見綾子」について講演をすることになり、岐阜・愛知からも十三人の同人が前日から来丹。私は前々日が句会だったので、一足早く丹波入り。講演の演題は「細見綾子の人と作品~泥の好きなるつばめ~」。 まずは、青垣町芦田小学校の校歌にある「土の恵みの香の中に」という歌詞に触れてから、三十数年前に綾子に付いて初めて丹波へ来たときのエピソードから始まる。 細見綾子は明治四十年生まれ、東芦田出身、柏原女学校から日本女子大学へ進み、東京で許嫁と結婚、しかし二年で結核のために夫は亡くなる。丹波へ戻ってすぐ母親も亡くなり、さらに自分も肋膜炎から結核という闘病生活を余儀なくさせられる。たまたま主治医から俳句を勧められたことから、その師松瀬青々に師事。俳句の愉しさを知る。そんな綾子の生涯を俳句でたどり、分かりやすく解説。綾子の代表句でもある「つばめヽ泥の好きなる燕かな」には、綾子の丹波の土地への深い愛情が込められていることをあらためて教えられた。 田ステ女とともに、丹波をこよなく愛した細見綾子をぜひ丹波で顕彰していってほしいという結びの言葉に大きな拍手が湧いた。