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切り抜き詳細
発行日時
2016-5-8 8:55
見出し
つぶ餡
リンクURL
http://tanba.jp/modules/column/index.php?page=article&storyid=4621
記事詳細
消費税はほんとに十パーセントになるのか、喧々ごうごうの論争が続いている。庶民感覚では据え置いて欲しいけれど、色々な分野でお金がいるというのなら、我慢しなくてはとか、民としての想いも千々に乱れる。 さて、身近なところで色々な値上げの声が聞こえる。夏場には常に冷凍室になければならない小豆アイス、これが値上げとか。あんこが大好きな夫はけっこうこのニュースに反応。「小豆は国産だけでまかなえているのかなあ?アンパンは大丈夫か」などと。 夫は数年前、試しに小豆を栽培したことがある。なんせ、家から車で五十分かかる耕作地、畑は植えっぱなし、草も伸び放題。その時、小豆の栽培も収穫も、とても手間暇のいることだと知り、以降あきらめた。毎年、丹波の知人が送って下さる丹波大納言小豆を大切にいただいている。小豆といえばあんこ、それも粒餡というのが夫の思考回路のようで、私がたまにこし餡の桜餅などを買ってくると機嫌がよくない(でもほとんど夫が食べる)。どうも私の世代はつぶ餡の方が好みのようだ。 昨年の五月だったか、河瀬直美監督、樹木希林主演の「あん」という映画を観た。どら焼きのお店に突然現れた謎の女性が、つぶ餡を炊かせてほしいと店主に交渉する。そのおかげで店は大繁盛、ところが、彼女の身の上が分かる辺りから少し悲しい結末に。色々なことを考えさせられる深い映画で、「あん」はもちろんつぶ餡。豆の皮がつやつや光って混じるつぶ餡、私の世代のソウルフードかも。