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切り抜き詳細
発行日時
2016-4-3 8:17
見出し
丹波市テニス協会理事長県テニス協会総務副委員長 山内佳子さん(丹波市春日町上三井庄)
リンクURL
http://tanba.jp/modules/about/index.php?page=article&storyid=606
記事詳細
「楽しいテニス」広げる 丹波市テニス協会の理事長を約10年務めるとともに、県テニス協会の総務副委員長も兼ねる。昨年、県で初めて行われた男子の国際テニス大会ATPチャレンジャーツアー「兵庫ノアチャレンジ ャー大会」では、イベントアシスタントディレクターとして大会運営に携わった。 学生時代はスポーツと無縁だったが、嫁いだ春日・大路地区はバレーボールが盛んだったこともあり、 “ママさんバレー”に親しんでいた。子育ても落ち着いたころ、知人から誘われて春日町のテニスクラブに通い始めたという。それまでテニスはかじった程度だった。 持ち前の明るさもあり、すぐに氷上郡テニス協会の女性初の理事に抜擢され、2年後には理事長に就任。県テニス協会の理事にもなったが、周囲はプロコーチや指導員など有名な人ばかり。「勉強が苦手なのに東大卒の中に紛れ込んだ感じ」と笑う。それでも丹波市のテニスを盛り上げたいと、理事会などで積極的に意見を出し、テニスの普及に力を注いだ。 兵庫ノアチャレンジャー大会では、集客面で奔走した。県内を中心に、各地で行われるテニス大会に足を運び、チャレンジャー大会を告知。旧知のお笑い芸人「あらじお」とコラボした大会告知動画をフェイスブックに載せたところ、「私もお笑い芸人に間違えられて」と笑顔。大会は1万4000人以上の来場があり、成功を収めた。 5年前からは、会長を務める春日町テニス協会主催で、地域活性化を兼ねたテニス大会を開催。テニスのすそ野を広げている。「『テニスしたい』と思う人が楽しめる場をつくりたい。みんなでワイワイ楽しいのが好き」。56歳。