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切り抜き詳細
発行日時
2016-2-28 8:49
見出し
幸せな「おやすみ」
リンクURL
http://tanba.jp/modules/column/index.php?page=article&storyid=4558
記事詳細
丹波市が推進している、睡眠に着目した健康づくり「ぐっすりすやすや運動」を何度か取材し、いつも興味深く専門家や市の保健師の話を聞かせてもらっている。睡眠のメカニズム、快眠のための生活リズムや食事などの注意点を分かりやすく伝えるために、保健師が寸劇をつくり、小学校や健康教室を回る取り組みを続けたり、夜勤などで就寝時間が不規則な人に対する健康指導に向けたスキルアップ研修も開かれ、保健師の専門性も高まっている。 快眠が生活習慣病予防につながったり、学習の習熟度を高めたり、日中の仕事の集中力も高まり、美容につながったり、老人福祉施設ではお年寄りの夜間徘徊が激減したり、認知症予防になったりと、人々の暮らしを向上させることが研究結果からも明らかになっているようだ。 それなのに、現代社会では、寝つきが悪い、夜中に目が覚める、早く目覚める、熟睡感がない―のどれかに当てはまる「不眠」の人が5人に1人で、60歳以上では3人に1人、高校生では4人に1人という。 眠い目をこすりながらもテレビやゲームに熱中する子どもや若者、交代制の病院や工場、24時間空いているコンビニやレストラン、各種サービス業、そして様々な要因の精神的不安定…。同運動が展開されていることも裏返せば、夜に寝ることがすでに当たり前ではなくなっていることに気づかされる。 この運動が定着し、一人ひとりが寝ることに関心を寄せるようになれば、「健康寿命日本一」が現実となるかもしれない。「おやすみなさい」が、すごく幸せな言葉に思えてきた。(芦田安生)