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切り抜き詳細
発行日時
2016-2-21 9:00
見出し
柏原高校ようこそ先輩
リンクURL
http://tanba.jp/modules/column/index.php?page=article&storyid=4548
記事詳細
今月はじめ、柏原駅でタクシーに乗り、ふと見ると、柏陵同窓会東海支部にいつも阪神支部から出席してくれる後輩がいる。「あら久しぶり、里帰り?」と聞くと、「これから柏原高校へ行くんです」という。「私の実家も東奥で同じ方角よ、一緒に乗れば」と誘う。 途中になぜ柏原高校へ行くかを聞く。「柏陵会館で、『ようこそ先輩』という、卒業生が在校生に向けて、仕事を通して得たことを話す企画があるんです。今年の第一回が今日で、丹波新聞社社長の故郷の偉人たちについての話です」とのこと。「私も聞きたい、飛び入りでも聞ける?」「多分大丈夫です、ひとまず受付に言っときます」と言ってくれる。実家に荷物を置いて駆けつける。すでに一般の聴講生が二十人ほど。やがて在校生の一年生が入場。荻野祐一氏の講演が始まる。 取り上げられたのは、旧制柏原中学卒の歌人で作家「上田三四二」、アナーキスト「近藤憲二」、戦後内閣総理大臣をつとめた「芦田均」、文部大臣、防衛庁長官などを歴任した「有田喜一」など。名前は知っていたが、彼らがその仕事を天職にしたきっかけやエピソードを分かりやすく話すことで、人物像が浮かんでくる。 例えば有田喜一氏は丹波に帰るときは公人と私人の区別をきっちりしていたとか。上田三四二氏の短歌や文学の背景にある生への渇望、芦田均の子ども時代の悲しみ、自由を追い求めた近藤憲二の生き方など、どれも目から鱗だった。「ようこそ先輩」はあと三回ある。