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発行日時
2016-2-18 9:04
見出し
搬送患者収容増に貢献 丹波市唯一の救急専門医 県立柏原病院・山路哲雄医師
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http://tanba.jp/modules/news/index.php?page=article&storyid=2443 搬送患者収容増に貢献 丹波市唯一の救急専門医 県立柏原病院・山路哲雄医師への外部リンク
記事詳細
 丹波市消防本部の2015年の救急搬送患者数の3分の1を収容するなど、県立柏原病院の救急受け入れ改善に、丹波市唯一の救急専門医、山路哲雄内科医長(33)が貢献している。従来の「空いている医師が診る」体制から、まず山路医師が診ると交通整理したことで、救急隊からの患者の受け渡しがスムーズになった。  山路医師着任後の同病院の救急搬送患者収容数は、5―12月で800人と前年同期より20%増えた。従来は、救急隊の電話を看護師が受け、病状にあった診療科で手が空いている医師を呼び出して対応していたが、現在は、週4日平日の日中は山路医師が救急隊からの要請電話を受け、受け入れ可否などを判断(山路医師不在時は従来どおりの対応)する。日中の収容は19%増えた。  診療科、重症度にこだわらず診る救急医で、例えば、これまでは脳外科医がおらず受け入れづらかった「交通事故で頭を打った」救急患者も受け、患者の状態を評価し、可能な患者は同病院で治療しており、交通外傷の患者の受け入れも拡大している。初期研修医が山路医師の指導のもと患者を診ており、教育にも役立っている。