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切り抜き詳細
発行日時
2016-2-14 9:04
見出し
こはぜ、金属加工品の製造販売 青山産業研究所
リンクURL
http://tanba.jp/modules/about/index.php?page=article&storyid=598
記事詳細
「こはぜ」技術で業績伸ばす 〈所在地〉篠山市東吹366-1 079・558・8418 http://www/aoyama-kohaze.com 大阪市西区で産声を上げた。今年で創業97年になる。創業以来こはぜ専門メーカーとして、多種多様なこはぜを製造する。 こはぜは、足袋の足首部分の留め金具のこと。溝のある真鍮線をこはぜの縁に巻く独自技術を開発し、外れにくいうえ、着脱を容易にした。服装が和風から洋風化に変化し、こはぜの需要は減少したが、独自技術で業績を伸ばしている。 「生活が洋風化したとはいえ、冠婚葬祭や舞台出演者などの必需品。建築関係に携わる人が履く地下足袋にも使われている」と久保佳代社長。洋服のデザイン、ストラップに加え、「福を留める」、「縁合わせ」という意味から、お守りにも活用されている。 製造工程は、真鍮の板を専用の機械で型を抜き、オリジナルの刻印を押す。縁に線を巻き、洗浄や表面処理加工を施して仕上げている。こはぜの厚みは0・3㍉前後。直径は12㍉から15㍉、横は18㍉から22㍉。用途に応じ、約1000種類の製造が可能で、会社や個人に納入している。 留めるというこはぜの技術を応用し、10年前から開発し、商品化したのが、「アンダーホールナット」。同社独自のエラストマーブラック材(樹脂とゴムの中間材)を使用した溝がないナットで、密着性が高く、様々なボルトにも装着できるのが利点。こはぜ主体の売り上げが、緩まないナットの開発で倍増。電気配線部材の製造と合わせ、幅広い展開をはかっている。青山佳司会長は、「篠山に進出して一年。注文に製造が追い付かない。今後は雇用を拡大し、篠山の地場産業として、定着させたい」と話している。 【創業】1919年【資本金】300万円【代表取締役】久保佳代【年商】4000万円(2015年)【従業員】2人【本社・工場】篠山市東吹【業務】こはぜ、ナット、電気配線部材などの製造・販売 写真・こはぜを核に業績を伸ばす青山産業研究所=篠山市東吹で