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切り抜き詳細
発行日時
2016-2-11 8:31
見出し
排水汚泥が施設外へ ポンプ抜ける 篠山市野中の中間処理施設
リンクURL
http://tanba.jp/modules/news/index.php?page=article&storyid=2435
記事詳細
写真・施設外から畑を越えて、排水路へ流出した排水汚泥=篠山市小多田で(篠山市提供) 篠山市野中の産業廃棄物中間処理施設「篠山リサイクルセンター」を設置する南興業(京都市、南谷清美社長)と、同社と生活環境保全協定を締結している篠山市は7日、同センターからの排水汚泥が部品の故障により、同施設外の排水路などに流出したと発表した。市が同日までに行った排水路やそれに続く用水路、河川への目視検査では異常は見られないとしている。流出した汚泥の成分検査を関係機関に提出している。 同社によると、6日午前8時ごろ社員が同センター内に流出している排水汚泥を発見。社員が回収作業をしていたところ、同日午後2時すぎ、同センター外にも流出していたことを確認した。ポンプから流出した汚泥は約10立方㍍。その一部がフェンス未設置部分やフェンスと床面のすきまから流出し、隣接する畑や排水路、用水路に流れ出た。市が目視したところ、用水路から続く尾根川、その先の篠山川には流出していなかった。 市は畑、用水路の計3カ所から汚泥を採取し、関係機関に検査を依頼しており、およそ2週間後に結果が判明するという。丹波県民局環境課によると、排水汚泥を脱水した後の固形物の検査では、これまで有害物質が検出されたことはないとしている。