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切り抜き詳細
発行日時
2016-1-10 9:12
見出し
今年もよろしくお願いします
リンクURL
http://tanba.jp/modules/column/index.php?page=article&storyid=4498
記事詳細
皆さま明けましておめでとうございます。 今年は申年、夫は四月生まれの申年、兄が三月生まれの申年。二人の共通点は、とにかく好奇心が旺盛、体力の続く限り海外もいとわず出かけていくバイタリティー。兄は仲間と、夫はほとんど一人旅だが。今でこそ海外も簡単に行けるようになったけれど、戦前の海外というのは、今の宇宙に行くくらいの感覚だったのではないだろうか。 先日映画「杉原千畝」を観てきた。彼はあの時代にコスモポリタンとしてヨーロッパ中を駆け巡った。二〇〇二年、本欄で「命のビザ」と題して杉原千畝のことを初めて書いた。二〇〇四年にも「人道の丘」と言う題で再び取り上げた。たまたま夫が農業を始めた土地が千畝の出身地岐阜県八百津町にあり、その六年前にできた「杉原千畝記念館」を訪ねたこと、イスラエルからの訪問者が増えていることなどもまじえて。 さて、映画館に入ってびっくり、私とほぼ同年代のシニアの客でいっぱい。地元出身の杉原千畝を知りたいという想いを感じた。 アウシュヴィッツのあるポーランドで、長い期間をかけて撮影された映画はあの暗黒の時代をそのままに描いている。千畝の「私のしたことは外交官としては間違っていたかもしれない。しかし私に頼ってきた何千人もの人を見殺しにすることはできなかった」という言葉、これこそが人道の原点だ。 今もなお戦火は絶えず、映画の中のビザを求めて並ぶ人たちとシリアの難民の姿が重なる。今年最初の映画としてぜひ見て欲しい。