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切り抜き詳細
発行日時
2015-12-27 8:38
見出し
先生からのプレゼント
リンクURL
http://tanba.jp/modules/column/index.php?page=article&storyid=4493
記事詳細
ある日、高校時代の恩師藤本幸男先生から電話。「こないだ丹波新聞にケヤキの黄葉のこと書いとったやろ、僕の育てとるケヤキの盆栽が丁度見ごろなんやけど、今度丹波来るのはいつや?」と問われる。「ケヤキの盆栽の紅葉ですか、見たいなあ、まだ先で十二月の第一金曜日です」と答える。 高校時代、藤本先生は体育の主任教諭、眼光鋭く、あの頃がまさに男盛りだった。「何処で句会やっとるんや、写真を持って行ってやるわ、他に見せたいもんもあるし」「そんなん申し訳ないですよ」と言いつつ、句会場を告げた。 当日、会場に近づくと賑やかな声がしている。ひまわり句会には高校の同級生が何人かいるので、先生は早くも写真を見せて説明しておられた。まず、紅葉のケヤキと黄葉のケヤキの写真。「へーえ、こんなに色が違うんですね」「赤い方は赤目のケヤキ、黄色い方は青目のケヤキで種類が違うんや」「この盆栽、何年くらい育てておられるんですか?」「もう四十年になるなあ」「えーっ、私らが今から育てても間に合いませんねぇ」と皆爆笑。体育教師としてどちらかというと硬派のイメージがあった先生が、こんなに繊細な盆栽を育てておられたとは。さらに、やすらぎでイノシシが出ることを書いていたのでと、近所で猪の檻にイノシシと鹿が一緒に掛かった珍しい写真も。また「谷川の郷」について考察した文章も下さった。いくつになっても、何年たっても教え子に何かを伝え教えたいという熱い想いに感動。藤本先生ほんとにありがとうございました。