HOME
お知らせ
日々のこと
家づくり
農耕生活
食べもん
モノづくり
暮らし
地域づくり・人づくり
丹波のニュース
管理者コラム
お問い合わせ
オンライン状況
22 人のユーザが現在オンラインです。 (11 人のユーザが 丹波のニュース を参照しています。)
パソコンとスマートフォンのウィルス対策大丈夫ですか?
あっぷ丹波がお奨めするウィルス対策ソフトはこちら
今なら1台あたり年額約450円から
さらにさらに期間限定で
1台あたり年317円!!
切り抜き詳細
発行日時
2015-12-24 13:28
見出し
タクシー運転手
リンクURL
http://tanba.jp/modules/column/index.php?page=article&storyid=4492
記事詳細
先月、地獄で仏に会った。東京で夜会合を終え、丹波で用事があるので翌朝7時の飛行機を予約、午後11時に就寝した。品川のホテルのバスは羽田まで30分。4時半に目覚まし時計をかけていたのだが、気が付いたら6時25分。出発まで35分しかない。それでもと、1分で着替えて顔も洗わず部屋を出た。▼16階のエレベーターを降りて玄関にたどりついたのが28分。ところが、アクリルガラスの自動ドアを飛び出そうとしたとたん、「ごつーん」という音がして右眼の上で火花が散った。誤って隣りのガラスを突っ走ろうとしたらしい。▼血がたらたら出てきたが、今はそれどころでないと前の広場へ。しかし無論、バスはいないし、日曜朝の道路はガラガラ。ところがその時、前方を左から走ってくるタクシーが1台。呼び止めるとすーっと寄って来た。▼ちょうど6時半。「高速に乗れば15分です。うまくいけば間に合うかも。でもお客さん、ひどい顔ですね」。運転手は実に機敏で、走りながら消毒液やチリ紙を出してくれる。空港ビルに着いたのは13分後。荷物検査ゲートを締切1分前に滑り込んだ。振り向くと、何と運転手が後ろからついて来てくれている。▼機内に着席したとたん、激痛に襲われた。丹波の用事はキャンセルとなったが、あの運転手が今も懐かしい。(E)