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切り抜き詳細

発行日時
2015-12-20 9:20
見出し
国際的な魅力 市民と共有を
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記事詳細
 篠山市がこのほど、「ユネスコ創造都市ネットワーク」に認定された。2004年にユネスコが創設した、文化的産業を振興し、文化の多様性を守るための国際的なネットワーク。国内では、神戸市、名古屋市、金沢市、札幌市、鶴岡市、浜松市に次いで7都市目の認定。最少人口の鶴岡市でも10万人以上なので、約4万3000人の篠山市が認定されたのは異例のこと。7分野あるうちの「クラフト&フォークアート分野」で認定された。今後、篠山市は「食と器」をテーマにさまざまな事業を展開していく。  今年4月には文化庁が今年度初めて創設した「日本遺産」の第1号にも選ばれた。こちらは全国24府県の18件が認定された。篠山市が選ばれたテーマは、「丹波篠山 デカンショ節―民謡に乗せて歌い継ぐふるさとの記憶」。篠山城跡や丹波立杭窯など、デカンショ節に歌われている15の構成文化財を生かしたまちづくりを進めていく。すでに具体的に事業を進めており、まちなかに、デカンショ節関連の資料を展示し、踊りの体験ができる「デカンショ伝承館(仮称)」を新設する整備が始まろうとしている。  篠山市はもうひとつの「ユネスコ」にも選ばれている。大山地区にかつてあった大山荘を経営していた東寺の「東寺百合文書」が「ユネスコ記憶遺産」に登録された。11月には大山小学校でフォーラムが行われた。  国内外に魅力を発信できる環境が整った。今後、その魅力を市民といかに共有し、市民が自分たちのまちを誇りに思えるかが大切になる。そこから、人口減少、過疎化を食い止める光が見えてくると思う。(坂井謙介)