HOME
お知らせ
日々のこと
家づくり
農耕生活
食べもん
モノづくり
暮らし
地域づくり・人づくり
丹波のニュース
管理者コラム
お問い合わせ
オンライン状況
28 人のユーザが現在オンラインです。 (17 人のユーザが 丹波のニュース を参照しています。)
パソコンとスマートフォンのウィルス対策大丈夫ですか?
あっぷ丹波がお奨めするウィルス対策ソフトはこちら
今なら1台あたり年額約450円から
さらにさらに期間限定で
1台あたり年317円!!
切り抜き詳細
発行日時
2015-12-10 11:45
見出し
愛が足りない
リンクURL
http://tanba.jp/modules/column/index.php?page=article&storyid=4474
記事詳細
この春、長女が社会人の仲間入りをさせていただいた。今は大荒れの大海を木っ端に必死でしがみついて何とか浮かんでいる状態であるが、親としては帰るたびに話を聞くぐらいのことしかしてやることができない。 彼女は全国展開しているホテルチェーンでフロント業務をしている。仕事は忙しいがやりがいもあり、苦手だと思っていた接客業が案外自分に向いているのではないかと新たな発見もし、少しずつだが、何気ないことに感謝する気持ちを持てる余裕も出てきたようだ。 聞いていると、憤懣やるかたなく理不尽なお客様が実に多いのに驚く。どうやら自分のストレスを全く関係のないホテルのフロントにぶつけても構わないと考えているようだ。だいたい家庭や仕事場の鬱憤という自分事を赤の他人で解消しようなんて言語道断である。 先日、夫と小旅行に出かけた時のホテルで、まさにいつも話に聞いていた場面に遭遇した。30代とおぼしき男性客の態度が非常に感じ悪く、フロントの高齢の男性も辟易している様子だった。完全に人を敬うという気持ちが欠落している横柄で高慢でわがままな態度であった。部屋に入ってから夫に「あんな客の接客なんて、娘がかわいそうだ」と嘆いた。すると夫は、「社会なんてそんなもんだ。今、彼女は成長しているよ」と意にも介さない。 確かにそうかもしれない。だけどだけど、年末年始にかけて旅行する方にぜひ、お願いしたい。どうか「一期一会」でよろしく! (土性里花・グループPEN代表)