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切り抜き詳細
発行日時
2015-12-6 8:53
見出し
あと何回の昼ご飯
リンクURL
http://tanba.jp/modules/column/index.php?page=article&storyid=4469
記事詳細
今年もついに十二月に突入。年々、一年の過ぎる早さが増す。朝は比較的早く目が覚めるけれど、暗いと寝床から出にくく、時間の無駄遣いを悔やむ。夜は、夫と晩酌などすると眠くなり、テレビを見るぐらいが関の山、でも、そんな夜のテレビで気に入っている番組が「サラメシ」、サラリーマンの昼飯の略語だ。 俳優の中井貴一さんが声の案内役で、色々な職種のサラリーマンの昼ごはんを紹介していく。特にお弁当がおもしろい。愛妻弁当から独身男性が自ら工夫したもの、中高年の健康重視の弁当。営業マン、運送業、様々な製造業の人々が今の日本を支えていることや、地方ならではの味なども伝わる。昼ご飯や弁当を囲むとき、人は自ずと笑顔になる。もちろん昼だけではないが。 ついひと月前のこと、俳句で仲良くしている友達のご主人が、突然亡くなられた。絵を描くのが趣味で、仲間と日帰りのスケッチ旅行で、気分が悪くなり、そのまま帰らぬ人になられた。葬儀の時、息子さんが「父はその日、母の作った弁当を、うまいうまいと食べ、いい一日だったと仲間と喜び合っていたあと、倒れたと聞きます。父なりに幸せな生き方であったと思います」と挨拶された。友達は料理がとても上手だったから、人生最後に美味しい愛妻弁当を食べられたのだと思うと、涙が止まらなかった。 一年三百六十五回の昼ご飯、うちの場合、お互いに昼は良く出かけるので別も多い。あと何回か分からないからこそ、一回一回を大切にしなくては。