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切り抜き詳細

発行日時
2015-12-5 15:03
見出し
丹波布を印刷 包装紙いかが 使用する事業所募る 氷上の陶芸家、伊藤岱玲さん
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記事詳細
写真・丹波布包装紙の見本を手に、採用する業者を募る伊藤岱玲さん=篠山市殿町で  国指定無形文化財、丹波布の生地を印刷した包装紙を陶芸家でデザイナーの伊藤岱玲さん(45)=氷上町犬岡=が商品化した。丹波布に触れる窓口を増やし、丹波布の認知度を高めるのに役立てようというもので、丹波布包装紙を使う事業所や商店などを募っている。  「高城窯」(篠山市殿町)で制作する自身の磁器作品を丹波にゆかりのあるもので包みたいと考え、自身で開発することに。作品の敷物に使っている丹波布に魅力を感じ印刷しようと思いついた。  包装紙は90㌢×60㌢で丹波布がほぼ原寸に近い大きさで印刷されている。折った時に複数の柄が出るようデザインした。  反物は、丹波布技術保存会技術者協会に提供してもらい、撮影はプロカメラマンに依頼。藍やクリ、コブナグサ、ハンノキなどの草木で染色し、絹のつまみ糸を入れて格子柄に織られた布13種類の柄見本を作成した。見本の中から気に入った柄を複数選んで包装紙にするオーダーメイド注文もできる。  丹波市の地域資源活用促進等事業の助成を受けて取り組んだ。問い合わせは伊藤さん(079・552・4622)。