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切り抜き詳細

発行日時
2015-10-26 17:05
見出し
草食恐竜の歯を発見 発見現場で試掘 上久下地域自治協議会
リンクURL
http://tanba.jp/modules/news/index.php?page=article&storyid=2365 草食恐竜の歯を発見 発見現場で試掘 上久下地域自治協議会への外部リンク
記事詳細
写真・化石の試掘調査を行う地元のボランティアら=山南町上滝で  上久下地域自治協議会が、10月19―22日まで山南町上滝の丹波竜化石発掘現場周辺で、化石試掘調査を実施、初日に恐竜の歯とみられる化石が見つかった。同協議会長で、丹波竜化石発見者の村上茂さんは、「歯の周辺や体の化石がまだ埋まっている可能性が大きい」と期待している。  見つかった歯の化石は4―5㌢あり、丹波竜と同じ竜脚類の草食恐竜のものと見られる。  今回、試掘したのは、丹波竜化石が含まれていたのとは違う泥岩層の、縦約1・2㍍、幅約7㍍、深さ約1㍍の範囲。表面の砂岩層を除去し、ドリルなどを使って化石の有無を調べた。化石保護区域内であるため、市の許可を得て実施。費用は地元が負担し、県立人と自然の博物館と兵庫県立大学から学術面での支援を受けている。期間中、地元の発掘ボランティアら10人ほどが作業した。  村上さんは、「試掘調査を今後も年2回程度継続し、恐竜に対する市内外の関心を維持できれば」と話している。