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切り抜き詳細
発行日時
2015-10-26 16:28
見出し
防災力高める村づくり
リンクURL
http://tanba.jp/modules/column/index.php?page=article&storyid=4420
記事詳細
秋晴れの日曜日、住んでいる地域で「助け合い防災広場」という催しが行われた。災害時に備え、助け合いの意識を高めるのが目的。自治会役員や諸団体で実行委員会を作って進められ、実行委員の一人として企画に加わった。 最近、至る所で災害が起こる。昨年8月の丹波市の豪雨災害は、記憶に新しい。今回は、火災を想定したが、消防団員に聞くと、「最近は、火災よりも雨などの災害の出動が増えた」という。気象変動は、消防団活動にも変化をもたらせている。 防災広場は、丹波市の青少年育成パワーアップ事業の助成を受けた。審査の面接で、市の担当者から「子どもに役割を持たせて事業を進めて下さいよ」とアドバイスを受けた。とはいえ、少子化で子どもは少なく、「大丈夫かな」と思ったが、炊き出し訓練で、「おにぎりを配ってほしい」というと、積極的に大人たちにおにぎりを配ってくれた。子どもが大人と一緒に活動することで、地域に愛着を持つ人に育ってほしいと願う。 昼間留守を預かる女性が消火栓にホースをつなぎ、延長する姿を頼もしく感じた。「消火器にさわる機会が少ないので、消火器の訓練は有意義だった」という高齢者の声も聞いた。地震や風水害などの災害時には、飲み水が不足することもあり、水を浄化して飲料水にする実験を実演した住民もあった。「地域には潜在力がある。これをうまく引き出せば、大きな力になる」ことを実感した。 防災力という言葉があるが、自分の身を守り、地域を守る意識を広めることが村づくりにもつながると思う。「防災の意識育む村の秋」。(臼井 学)