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切り抜き詳細

発行日時
2015-9-27 8:45
見出し
「たんばコミュニティエフエム」スタッフ・DJ 川浦弘貴さん(丹波市市島町与戸)
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http://tanba.jp/modules/about/index.php?page=article&storyid=573 「たんばコミュニティエフエム」スタッフ・DJ 川浦弘貴さん(丹波市市島町与戸)への外部リンク
記事詳細
市民が言葉でつながる  丹波市をエリアとするコミュニティエフエム(80・5メガヘルツ)が9月17日に開局。「丹波市にエフエムラジオ局を」の〝言い出しっぺ〟で、6年目に現実のものとなった。  生まれも育ちも大阪市。広島県安芸太田町を経て8年前に丹波市に移り住んだ。  臨時職員として綾部市教育委員会で働いていたおり、「エフエムあやべ」と出合った。「しゃべり言葉で気楽にしゃべっていて、色んなことを伝えられる。こんなことができるのか」と衝撃を受けた。  丹波市で「旧6町」と語られるのを聞くにつけ、「個性ある6つの町が情報をクロスさせていけば、丹波市は盛り上がる」と、エフエム実現に奔走した。  その頃、丹波市のまちづくり指導員に採用され、出会う人出会う人に「エフエムの良さ」を説いた。興味ある人が集まり、研究会を作り、「たんばコミュニティエフエム」を運営するNPO法人に発展した。  転機は昨年の丹波市豪雨災害。同NPOが働きかけ、市が免許人になって設置した災害臨時エフエムで約2カ月半、市島町前山地区のコミュニティセンターから初めて電波を飛ばした。支援物資が積まれた広間の片隅にスタジオを設けた。仕切りもなく、広間をボランティアや被災者が行き来する中で放送した。  災害エフエムがきっかけになり集まった人材は、「丹波コミュニティエフエム」に再集結。場ができたことで、まちづくりや放送に興味がある人たちも集まってきた。「市民が市民の言葉で伝えつながっていける。こんな素敵な道具はない。市民の役に立つのが使命。使命を果たしていきたい」と微笑んだ。55歳。