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切り抜き詳細
発行日時
2015-9-10 13:08
見出し
お帰りなさい。
リンクURL
http://tanba.jp/modules/column/index.php?page=article&storyid=4372
記事詳細
今日も冷蔵庫に何があるか、野菜は何があったか、卵はまだ残っていたはず、などと仕事が終わり帰宅しようと車に乗り込んだ瞬間から、今晩の夕飯と明日の家族に持たせるお弁当の段取りを考え始める。ちょっと最近食欲がないみたいだから、明日は好物で喉を通りやすいお稲荷さんにして…、力がつくように豚の生姜焼きにしようか…。主婦の頭はめまぐるしく回転する。 仕事終わりから夕飯までの慌ただしい時間の中で、お腹を空かせた家族のことで頭をいっぱいにした女たち(もしくは男たち)でスーパーは溢れている。目指す食品を発見し賞味期限と値段を一瞥しながらカゴに入れる。順番が早く回ってきそうなレジを通りすがりにすばやく見極め、「あ!あの人もこのレジを狙っている!!」という沈黙の戦いに勝利を収め、満足する暇もなく、レジの人に「あ!袋はいいです!!」とすかさず声をかけることを忘れない。 なぜか毎回予定していた買い物より多くなる食品を袋に詰め込み、腕に食い込む重さの買い物袋をよろよろと車まで運ぶ。そして、家にようやく到着すると、全ての荷物を限界まで両手に持ちつつ鍵を開けにかかる。毎回、落とす落とす!と心の中で叫びながら、いや!今日は瓶ものが入っているし、卵も入っているから落とすわけにはいかないと、自分自身を叱咤激励しつつ家の鍵を開けることに何とか成功し玄関になだれ込む。 世界中のお母さん、お帰りなさい。今日も一日お疲れ様です。 (土性里花・グループPEN代表)