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切り抜き詳細
発行日時
2015-9-6 8:55
見出し
遊び心と秋の風
リンクURL
http://tanba.jp/modules/column/index.php?page=article&storyid=4370
記事詳細
あのうだるような暑さがうそのような日々。秋風を受け、過ごしやすくなった。夏野菜が最後の力を振り絞るように実をつける。心なしか寂しさが漂う初秋である。 秋と言えば芸術の花が開く季節。音楽や絵画などの発表の機会もたくさんある。私事ながら所属する書道教室の習作展で、自分の好きな童謡や唱歌を書いて、出品することになった。 手本なしでの創作。指導を受ける先生から、「遊び心が大切。真面目に書くと面白くない。歌を口ずさみながら書くと、面白い作品になる」とアドバイスを受けた。「手本に忠実に書くこともおぼつかないのに…」と思いながら練習し、何とか作品を仕上げた。絵を添えたり、左手で書く人もあった。それぞれに、味のある作品が見られそう。独創性を発揮することは、工夫もいる。日々の生活でも参考になることは多々あった。 日ごろ先生が言われているのは、「多くのことをするのは、やさしいが、ひとつのことを続けることは難しい」。また、「何年続けてもうまくならない」とぼやいたら、「私よりうまくなったら、ここに来る必要もないでしょう。他人の目を気にせずに、生涯学習の気持ちで頑張って」と励まされた。 人はそれぞれに特性がある。器用、不器用、口のうまい人、口下手など千差万別。違いがあるから面白いし、味のある社会が成り立つ。違いを認め合えば、人間関係も少しは楽になるだろう。 「文は人なり」と言われるが、「書も人なり」。白い紙に自由自在に作品を作る楽しさをちょっぴり味わった。「持ち味を生かす作品秋飾る」(臼井 学)