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切り抜き詳細
発行日時
2015-8-20 8:58
見出し
沢山の笑顔で今年も乗り切れそうです
リンクURL
http://tanba.jp/modules/column/index.php?page=article&storyid=4351
記事詳細
母ちゃんの手は魔法の手である。魔法とは、甘~い実を短時間で大量収穫すること。全然興味のない方にとっては魔法の力は何の威力もないけれど、この魔法をいったんブルーベリーが好きな方に見せるとビックリ仰天。保育園の子どもたちが来園した時なんて超モテモテで、実を摘む母ちゃんの後ろを子どもたちがぞろぞろ付いて歩いてくれる。そりゃそうでしょう。毎年この2カ月はブルーベリー摘みしかしてないんだもん。 そして母ちゃんはスイッチをたくさん持っている。電気のスイッチではありませんぞ。「今年の夏は本当に暑かったね。大変ですね」と労いの言葉を幾度もかけて貰った。が、暑さは意外と平気だった。そりゃ暑いですよ。なんせ朝の6時から昼までガッツリ外なんだから。疲れが溜まると畑で睡魔に襲われることもあるくらい。ブルーベリーの木陰で睡魔と戦いつつ蚊の攻撃をかわしつつ、ふと見上げると木漏れ陽の中で鈴生りのブルーベリー。思わず綺麗やな♪と見とれる。するとスイッチが切り替わり、踏ん張れるのである。発送作業が永遠に続きそうで嫌になっても、待って下さっている人の笑顔を想像すると、スイッチが切り替わる。今年は、自分のテンションを上げるスイッチをいくつも持つことが、武器だと学んだ。 が、毎年この時期は本当にブルーベリー以外のネタがないので、コラムの原稿締め切りにはスイッチが押されず、「締め切りがぁ」と何度もぼやくばかりであった。 (古谷暁子・ブルーベリー農家)