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切り抜き詳細

発行日時
2015-7-30 10:34
見出し
土俵に据える俵編む 昔ながらの技を継承 柏原町田路「コスモス」
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記事詳細
 柏原町田路の住民有志でつくる「グループコスモス」(八木武男会長、18人)が7月23、24の両日、同地区の住民センターに集まり、ワラで俵を編んだ。出来上がった俵は、10月10日に地元の藤代神社で行われる奉納相撲で、「東」「西」の土俵の上り口に据え、土俵に上がる踏み台にする。稲刈りで忙しくなる前に早めに準備しておこうと、談笑しながら和やかに作業を楽しんだ。  昔ながらの俵編み機を使い、穂の方と根の方を一つかみずつ交互に重ね、紐で縛る作業を繰り返し、幅90㌢、長さ95㌢ほどの俵をこしらえた。5年分を作り置きするため、2日間で、大束で8束分のワラを使い、10個分を編んだ。  子どもを対象にした奉納相撲は、祭礼の宵宮に行われる。約1週間前には土俵準備を整えるという。長く集落のお年寄りが編んでいたが、10年ほど前から同グループが引き受けるようになった。  同グループのメンバーは65歳以上ながら、俵を編んだ経験のある人は数人だけ。上田譲さん(80)は、「父親が早くに亡くなったので、若いころに俵編みをしっかり覚えさせられた」と笑う。「我々のひと世代前の人たちは、ワラで靴やむしろなど何でも作っておられた」と振り返る。  八木会長は「わいわい言いながらの作業も楽しいもの。大先輩がいるからこそ伝統の作業ができる。5年ごとなので、若い人たちにも伝えていければ」と話していた。