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発行日時
2015-7-30 10:34
見出し
氷上中女子が県頂点に 決勝でゆりのきに雪辱 バスケットボール
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http://tanba.jp/modules/topics/index.php?page=article&storyid=8944 氷上中女子が県頂点に 決勝でゆりのきに雪辱 バスケットボールへの外部リンク
記事詳細
 氷上中学校女子バスケットボール部が7月26、27の両日、和田山中学校体育館(朝来市)などで開かれた県中学総体で優勝した。決勝で、丹有総体決勝で敗れたゆりのき台を大差で下し、雪辱を果たした。女子の丹波地域勢の県制覇は同部が2004年に初優勝して以来、11年ぶり2度目。チームの目標の全国出場を賭けた近畿大会は8月10、11日、奈良県で行われる。  氷上の準決勝の相手は、阪神2位の中央(尼崎市)。前半を終わり14―28と追う展開。「決勝に進まないと近畿に行けない」と、気合を入れ直して臨んだ第3ピリオド、「得意じゃない距離、角度からも気持ちでどんどん打った」という田中志さん(3年)のシュートが次々に決まり、エースの芦田恵里子さん(同)と2人で22得点。36―38と1ゴール差で最終ピリオドへ。一進一退の攻防から川口未紗さん(同)が得意の3点シュートを決め、ついに43―42と逆転。細谷葵主将(同)が45点目のシュートを決め、熱戦に終止符を打った。殊勲の川口さんは「みんなともっとバスケを続けたいという気持ちで一生懸命戦った」と振り返った。  決勝のゆりのき台戦は、丹有決勝で第1ピリオドで12点差を開けられた反省から、立ち上がりから厳しくプレー。出足鋭くボールを奪い、リバウンドに食らいつき、第1ピリオドで23―6とスタメン全員が得点を挙げる一気の攻めで勝利を手繰り寄せた。  谷川美織さん(同)は、「中央に勝ち、波に乗れた。めっちゃ強いチームがいるなかで優勝できてうれしい」と言い、6人目の選手、池上優未さん(同)は「みんな気合が入っていた。途中負けてても、みんなのことだから最後はひっくり返してくれると信じていた」と声を弾ませた。   大会最優秀選手の芦田さんは「強気で攻めようと思ったし、シュートが決まる確率も高かった。今日のように声を出し、近畿でも氷上のバスケを楽しみたい」と笑顔。大会優秀選手の細谷主将は「勝つことしか考えていなかった。全力でプレーができた。近畿ではもっといいプレーをして、さすが氷上と言われるように戦い、全国に行く」と力強く語った。