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切り抜き詳細
発行日時
2015-7-26 9:15
見出し
新しい“3K”に期待
リンクURL
http://tanba.jp/modules/column/index.php?page=article&storyid=4326
記事詳細
丹波市のNPO法人・丹波グリーンパートナーが、地域住民やグループが山から伐り出した木を買い取り、薪などにして地域に循環させる仕組み「木の駅プロジェクト」を9月から始めるのを前にシンポジウムを開いた。同プロジェクトのアドバイザーとして全国で活躍する元農水省の丹羽健司さんの講演などに約250人が聞き入った。 丹羽さんは、「軽トラとチェンソーがあれば誰でも参加できる。仲間ができ、小遣い程度の収入になる。気楽、絆、小遣い―という新しい“3K”になる」と話し、「工夫して問題解決した時の達成感、みんなと一緒に悩む面白さに目覚め、地域の諸問題も考え始める」と地域づくりにつながる点も強調した。 山の荒廃は、「木を伐っても、もうからん」という社会情勢から始まったと聞く。それは今も変わらない。ただ、私たちは、山の荒廃が一因とされる土砂災害の恐さを目の当たりにした。 同プロジェクトは、「もうからんけど、小遣いぐらいにはなる」という点が魅力だ。山の楽しみ方を知っている世代もまだまだ元気だ。その小遣いを、どう地域に循環させるかも工夫次第で可能性が広がる。とはいえ、木を伐ったことがない人にもできるの?など、素朴な疑問に答えるPRがなお必要だ。薪の売り先に対しても、灯油や重油に勝る価値を分かりやすく示し、木を使う意識を広げていってほしい。 山の管理を森林組合に任せるか、少ししんどいけど楽しみながら小遣いを稼いで地域に還元するか。いずれにしても選択ができることは地域にとっては喜ばしいこと。期待が膨らむ。(芦田安生)