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切り抜き詳細
発行日時
2015-7-26 9:15
見出し
ムラサキツユクサ
リンクURL
http://tanba.jp/modules/column/index.php?page=article&storyid=4325
記事詳細
田んぼから帰ってきた夫がおみやげと言って差出したのは大束のムラサキツユクサ。「あらあら有難う、でもこれって元はと言えば、ウチから移植したものでしょう?」「うん、畑にはびこり過ぎて、刈ってはみたけれど捨てるのはカワイそうだったから」と夫。さらにさかのぼると、丹波の畑からこちらへ持ってきたものだ。 いわゆる露草とは違って、ムラサキツユクサは北米が原産。明治時代に渡来、以来日本中に拡がった。子どもの頃暮らした家の柿の木の下にいつも生えていて、初夏から夏の間咲いていた。当時、家に咲く夏の花といえば朝顔とこれだけだった。母がハイビスカスなどを咲かせ始めたのは、昭和四十年代前後のこと。この頃ようやく暮らしに園芸などというゆとりがもてるようになったのだろう。 ムラサキツユクサは、きれいなのは朝の内だけだが、葉っぱが伸び伸びしていて、動きがありおもしろいので紫陽花と活けてみた。なかなか涼しげだと自画自賛。 少し調べたら、この花の意外な特性が判明した。オシベの基部あたりから細い糸状の毛が沢山付いていて、これが放射能に反応するという。反応すると、紫色からピンクに変化する。そのため、原子力発電所界隈にはこの花を植えるそうだ。放射能とは関係ないが、その昔、理科の実験で、ムラサキツユクサを家から持って行った記憶がよみがえった。何の実験だったのか調べてみた。葉裏の気孔の観察と細胞の原形質流動とかの観察だったみたいだ。ムラサキツユクサ、なかなかたいした花だ。