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切り抜き詳細
発行日時
2015-7-19 9:01
見出し
白夜の旅④
リンクURL
http://tanba.jp/modules/column/index.php?page=article&storyid=4318
記事詳細
旅の四日目は、このツアーのメイン「フィヨルド観光」。ゾグネフィルドを遊覧船で二時間半、出航の汽笛にカモメが集まってくる。標高一千七百メートルの山々の間を縫うように、海岸線から深く切り込んだ二百キロのフィヨルド。山から下るたくさんの滝、谷間ごとにある小さな集落。少しの緑があれば放牧をしている。こんな所にも人々の営みがあると胸が熱くなる。 添乗員さんが、ここを通る時に晴れていることはまずありません。今日の晴天は珍しいですと言う。今回の同行のグループには、先生ともう一人強力な晴れ女がいた。そのせいだったかもしれない。 船を降りてから山岳鉄道でベルゲンへ。ここは最もフィヨルドに近い港町。十三世紀、ハンザ同盟というドイツ人を中心にした海上交通の安全保障、共同防護、商権拡張などの都市同盟の本拠地。港に向かって昔の建物が並び、とても美しい街。着いたのが遅かったので句会は無し。でも白夜なので、十時ごろスーパーへ買い物に出かける。木苺やチョコレートを提げて、港に沿って歩く。停泊しているクルーザーから男女が降り立つ。ささやかなパーティーをしていた様子。夜の十一時なのに、明るい。これこそ白夜なのだ。ベルゲンの市花はシャクナゲ、それがまさに盛りで白夜を彩っていた。 翌朝は飛行機でヘルシンキへ。午前中市内観光の後帰途へ。ヘルシンキは作曲家シベリウスの故郷。帰宅後、ノルウェー出身のグリーグやシベリウスの音楽を聞いて、旅の余韻に浸っている。