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切り抜き詳細
発行日時
2015-7-12 9:12
見出し
白夜の旅③
リンクURL
http://tanba.jp/modules/column/index.php?page=article&storyid=4311
記事詳細
スウェーデンのストックホルムからノルウェーのオスロまで約四百五十キロの列車の旅は、俳句のおかげで退屈もせず、オスロ駅に夜九時半着、ホテルの部屋に落ち着いたのは十時過ぎ。もちろん昼間の明るさ。午前中はよく歩いたし、疲れているはずなのに眠くならない。フロントで、インターネットのできるWiFiのパスワードを聞き、スマホで日本のニュースを見たり、夫とラインで通話したりする。こうした技術の進歩の恩恵に感謝。 翌日は、オスロ市内の観光。オスロと言えば、国立美術館のムンクの「叫び」の絵だ。案内はやはり長くこちらに住む日本人女性。自身も彫刻をやり、美術史も研究しているという、ちょっと素敵な中年の方。美術館の途中にあるヴィーゲラン公園のたくさんの彫刻作品についてやムンクの絵の解説も、なかなか深くて良かった。 サーモン料理の昼食のあと、またバスでフィヨルド地区のランダルまで三百四十キロを移動。一時間ほどして山岳部に入ると、眼前に残雪の山々が切り立っている。添乗員が「そろそろフィヨルドらしい景色が見えてきますよ」とガイド。さらに峡谷から雪解け水が滝となって落ちている景色が始まる。このツアーは「フィヨルド」が一番のメインなのだが、俳人たちは白夜ばかり期待してきた。思いがけなく壮大な景色に感動が続く。ランダルはフィヨルドの端に位置した小さな街。宿はロッジ風だが、歴史のあるホテル。夕飯後、喫茶用の別館の一室で句会。白夜の夜は本当にいつまでも明るい。