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切り抜き詳細

発行日時
2015-7-2 9:17
見出し
最高の黒大豆で「うま煮」開発 小田垣商店×梅角堂 篠山市
リンクURL
http://tanba.jp/modules/topics/index.php?page=article&storyid=8899 最高の黒大豆で「うま煮」開発 小田垣商店×梅角堂 篠山市への外部リンク
記事詳細
 篠山市立町で黒大豆などを扱う「小田垣商店」と菓子舗「梅角堂」の両店がタッグを組み、「黒豆うま煮」を開発、販売をスタートさせた。ともに江戸、明治期から続く城下町を代表する老舗で初めてのコラボレーション。小田垣商店が持つ最高品質の黒大豆選別眼と、梅角堂の秘伝の製法が、通常の煮豆とは一味違った新商品を生み出した。両店は、「大手企業ではそれぞれが持つ技術を生かした商品が出ている。篠山でも地元の店同士が手を組み、新しい商品を生み出す先駆けになれば。結果として売り上げが上がり、まち全体の活性化にもつなげたい」と話している。  小田垣商店が選別した大粒の黒大豆を、梅角堂が、煮豆とは違った味付けの「うま煮」に仕上げた。3日間、独自の技術で煮た黒大豆にしょうゆとハチミツを隠し味に用いている。長時間煮た豆は、煮汁が戻り、身の中まで黒い。冷蔵庫などで冷やして食べることを薦めている。  小田垣商店の小田垣昇さん(45)が、「地元の原材料を地元で加工し、市内で売りたい」と考え、梅角堂の圓増亮介さん(56)に共同開発を依頼。老舗の初コラボが実現した。  販売は小田垣商店のホームページで行っている夏ギフトの豆菓子セットに含まれているほか、単品では同店の店頭、高速道などのサービスエリアで。いずれも「地元での販売」にこだわっており、篠山への観光客誘致につなげたい考え。  小田垣商店は享保19年(1734年)の創業、梅角堂は明治42年(1909年)と、ともに長い歴史を持つ。また、共同開発ではないものの、両店の先代同士の会話から、梅角堂が日本で初めて黒大豆を使った「甘納豆」を生み出しており、今回もまた世代を超えたコラボレーションとなった。  小田垣さんは、「篠山には販売力と技術力を持つ店がたくさんある。個々ではなく、協力することで『掛け算』になり、すばらしい商品ができるのでは。これからどんどん地元の店同士のコラボが出てきてほしい」と話す。  「大手がコラボする中で、地元同士のコラボという良いヒントがもらえた」と語る圓増さんは、「丹波篠山が日本遺産に認定されたが、これまでずっと続いてきた歴史が評価されたのだから、認定を機に劇的に何かを変えるのではなく、今あるもので少しずつ良いものをつくっていくようにしたい。この商品もそういう動きの一つになれば」と話している。  参考売価は、1袋50㌘入りで270円(税抜き)。  問い合わせは小田垣商店(079・552・0011)。