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切り抜き詳細
発行日時
2015-6-28 9:02
見出し
白夜の旅①
リンクURL
http://tanba.jp/modules/column/index.php?page=article&storyid=4297
記事詳細
俳句の仲間と「フィヨルドの大自然を感じる北欧三か国めぐり七日間」の旅をしてきた。フィヨルドの景観も魅力だが、一番の目的はこの時季ならではの白夜を体験すること。日本では見ることの出来ない白夜だが、何故か俳句の季語になっている。大歳時記には「緯度の高い地域で、夏至の頃に日没から日の出までの時間が短くなり、夜になっても充分に暗くならない現象。『知床旅情』に白夜が謡われているが、日本には厳密な意味の白夜はない。最近では北欧などの海外詠で詠まれることが多い」とある。森繁久弥作詞作曲による「知床旅情」には「遥か国後(くなしり)に白夜は明ける」という歌詞がある。森繁氏は映画の撮影で知床に滞在したときにこの歌を作った。北海道の東部では、夏至の頃、午前三時には夜が明ける。それを白夜と思ったという説も。中部国際空港から約九時間半でヘルシンキ、乗り換えてスウェーデンのストックホルムへ。時差は六時間戻ることになるので最初の一日の長かったこと。 夕方五時にホテル着。この日は夕飯がないので外出。夕方なのに真っ昼間の明るさ。街路樹のマロニエとナナカマドの花が満開。北欧に来たのだと実感する。気候は四月の始め頃の感じ。食事を終えても、一向に日は高い。地元のスーパーを覗いた後、ひとまず休もうと、九時ごろそれぞれの部屋へ。カーテンを開けるといつまでも昼間の明るさ。一時間ごとに目が覚め、少し夜らしくなったのは、午前一時二時半頃、まずは最初の白夜体験だった。