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切り抜き詳細
発行日時
2015-6-7 9:05
見出し
市民と行政の距離
リンクURL
http://tanba.jp/modules/column/index.php?page=article&storyid=4277
記事詳細
色々な風に誘われて、丹波市議会の一般質問を傍聴した。農業、地域おこし、教育、観光、消費者行政、若者定住など様々な方向からの質問で、市政の課題が見えた。 「なかなかうまいな」と思える質問、「もう少し突っ込んだら」という質問も見受けられた。「議員の大事な役割は行政チェック。家庭でも夫がお金を浪費しないように、妻が歯止めをかけるだろう」と議会関係者は話す。また、「あくまでも行政と議会は車の両輪。一般質問は、行政が参考にしたいと思えるようなことを投げかけることも必要」とも言っていた。 複数の議員が質問したのは水道水問題。質問を通じ、行政と地域住民の溝の深さを感じた。「これ以上長引くと、水問題が行政不信につながる」という声もあった。出口の見えないトンネルを開けるのは容易でない。 合併前のある町で、火蔡場建設の位置問題で住民の反対がきびしく、二転、三転した時、ここでダメだったら責任をとると明言した町長が幹部と手分けして、当該地域の各戸を回って住民が納得いくまで説明した。最終的に解決した根底には、住民と行政の長年の信頼関係があったと感じた。「ゴリ押しはしない」という当局だが、強い反対を説得する秘策はあるのか。新たな選択肢も必要とは思うが。 市制10年。市民と行政との距離が気になる。議員の役割と市民の関わりの大切さも感じた。ある時、「議会の傍聴には、身分証明書や事前申し込みが必要なのか」と聞かれた。「そんな必要はないですよ」と返事をした。機会があれば傍聴やネット中継でも見てほしい。「民の声伝えて響く議場かな」。(臼井 学)