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切り抜き詳細

発行日時
2015-5-28 8:51
見出し
「一村逸品」 の流れに期待
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記事詳細
 篠山市大山地区のまちづくり協議会 「大山郷づくり協議会」 が地域の伝統野菜の里芋を復活させようと種芋を植えた。 「天内 (あもち) 芋」 と言われる里芋で、 柔らかくて粘り気があるのが特長という。 地域の長老によると、 子どもの頃にはすでに日常の食事や行事によく出されていた。 また、 大山地区外でもよく食べられていたという。 高齢化とともに現在は、 70歳以上の数人が栽培しているだけで、 このままいくと、 伝統野菜が地域からなくなってしまうことを危惧して、 同協議会が栽培を計画した。  協議会は伝統の野菜を守るだけでなく、 それを地域独自の野菜として地域振興に生かしていくことも視野に入れている。 同地区には地元の女性が経営する郷土料理を提供するカフェがある。 天内芋をたくさん生産できれば、 昔から伝わる郷土料理としてカフェで提供することも計画している。  篠山市内の野菜直売所は特に週末は観光客でたいへんにぎわっている。 観光の目的が、 ご当地の料理や有名店の料理を食べる 「食」 だけでなく、 ご当地の 「食材」 を購買することも目的の一つになっているのでは、 と思われるほどの賑わいぶりだ。 大山地区のように校区規模ほどの地域で特産物ができ、 地域の直売所で販売されれば、 地域への観光客や交流者増も見込めるだろう。  大山地区ではさらにスイカが有名。 ほかにも、 住山のゴボウや真南条上の赤じゃがなど、 地域限定の特産物がある。 西紀南地区では今年度、 大学生と共同で新たな地域限定の特産物を模索していく。 「一村逸品」 の流れが広まることを期待する。(坂井謙介)