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切り抜き詳細

発行日時
2015-5-21 8:38
見出し
8強の裏にある 「気づき」
リンクURL
http://tanba.jp/modules/column/index.php?page=article&storyid=4255 8強の裏にある 「気づき」への外部リンク
記事詳細
 柏原高校サッカー部が県総体で8強入りした。 部活動以外の行動も重んじ、 強くなるために何をすべきかを選手自身で考えるチームづくりに取り組んでいる。 激戦を制した直後、 「この2年間やってきたことを信じて走った」 という主将の言葉が印象的だった。  道具や私物の整理整頓、 日頃の学習態度などを意識し、 練習メニューの決定、 試合の出場メンバー選考や采配も選手自身で行う徹底ぶりだ。 昨年夏には、 組織のなかで果たすべき自分の役割を考えることに主眼を置いた合宿も行った。 「ドラえもんとのび太君はどちらが主役か」 をテーマにした討論会を実施するなど、 「気づき」 の機会を取り入れながら、 先輩と後輩の良い関係性を含めたチームとしてのまとまりを向上させた。  同様の取り組みを先進的に取り入れている滋賀県の強豪と対戦したところ、 0―6で大敗。 しかし、 相手の選手たちは得意げになることもなく、 全員で手を振って見送ってくれたという。 「そこで選手たちは人としても負けたと自覚した」 と金信志監督。 ここにも様々な 「気づき」 があった。  スポーツで好成績を収めた選手に勝因を聞くと、 「気持ちの強さ」 を口にする選手は多い。 同部は、 この 「強さ」 を裏付ける根本を固めるところから全員で主体的に取り組み、 その先にある 「気づき」 の連続が、 一人ひとりの個性を伸ばし、 チームの魅力となっているのだろう。 校内部活対抗駅伝大会では、 一発芸で会場を沸かせる明るいチームが、 1軍選手とは練習試合すらしてもらえないという強豪にチャレンジする機会をたぐりよせた。 「もしかしたら」 と不思議と期待してしまうのだ。(芦田安生)