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切り抜き詳細

発行日時
2015-5-17 9:07
見出し
博士の 「わし」
リンクURL
http://tanba.jp/modules/column/index.php?page=article&storyid=4249 博士の 「わし」への外部リンク
記事詳細
 五十周年同窓会の二次会は、 篠山で女子会。 女子だけではなく、 二人の男子も合流。 その一人は同窓会で記念講演をしてくださった柳田敏雄博士。 彼は男子が中心のゴルフ付の二次会に行くはずだったのだが、 急遽大事な会議が入ってしまいキャンセル。 帰るのはつまらないと、 女子会に参加。 柳田氏は現役、 普段は若い美人秘書に囲まれているとか、 とうの立った女子会などつまらないのではと懸念したが、 何といっても同級生、 和気あいあいという感じ。  五十周年同窓会で感じたのは、 それぞれの人生の苦労のせいか、 老け方にかなり個人差があるということ。 女性は化粧をしたり髪を染めたり、 かなりごまかせる。 しかし男性で気の毒なのは頭髪。 うちの夫もそうだが、 髪が薄いとどうしてもね。 そんな中、 柳田氏はダントツ若い。 髪は黒々、 体の動きは俊敏。 同級生に比べて十歳以上若く見える。 何故だろうと考えてみた。 やりたい仕事と趣味が一致しているからかもしれない。 人間生きるためには、 いやな仕事もこなさなくてはならない。 下げたくない頭も、 時には下げ、 そこにはストレスが生じる。 そのストレスが老けさせる。  同窓会の講演では言われなかったが、 女子会では、 自分のことを 「わし」 と連発。 最初は冗談だと思っていたが、 ずっと続くので、 失礼ながら聞いてみた。 「柳田さんって、 普段は自分のことを (わし) っていうの?」 「うん、 さすがに講演では言わないけどね」 と。 柳田博士に残っている唯一の丹波弁 「わし」 は、 彼にとって自分自身に戻れる大事な言葉なのかもしれない。