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発行日時
2015-5-17 8:55
見出し
天内芋 復活へ 地域の特産物守ろう 大山郷づくり協
リンクURL
http://tanba.jp/modules/news/index.php?page=article&storyid=2271 天内芋 復活へ 地域の特産物守ろう 大山郷づくり協への外部リンク
記事詳細
 大山郷づくり協議会 (斉藤邦彦会長) が、 大山上の伝統野菜の里芋 「天内 (あもち) 芋」 を地域の特産物にしようとこのほど、 同集落の畑で種芋を植えた。 同協議会によると、 現在は70歳以上の数人が栽培、 販売しているのみで、 伝統野菜の復活を地域あげて推進していく。 写真・大山上の伝統野菜 「天内芋」 を復活させようと、 種芋を植える大山郷づくり協議会のメンバーら=篠山市大山上で  同集落に住む元農業改良普及員の西垣勝美さん (91) によると、 西垣さんが子どものころにはすでに日常の食事や行事食の食材として、 ごぼうと混ぜた芋ごはんや、 煮もので出されていたという。 柔らかくて味が良く、 粘り気があるのが特長。 西垣さんは 「祭りの一番のごちそうだった」 と振り返る。 同協議会によると、 黒岡の春日神社の秋祭りなど、 大山地域だけでなく、 市内の祭りでも欠かせない食材だったという。  現在は、 毎年10月に行われる大山市民農園収穫祭で恒例の芋煮として使われているだけになった。  同協議会が生産者の高齢化が進む中で、 地域の特産物として守っていこうと計画。 西垣喜文さん (大山上) が種芋60㌔を提供し、 このほど、 同集落内の耕作放棄地約10㌃に種芋を植えた。 約800㌔の収穫を見込んでいる。 収穫したものは、 PR用にしたり、 加工の試作用に使い、 そのほかは販売を計画している。  大山地区の女性が経営する食堂 「コミュニティーキッチンゆらり」 (大山新) の森本淑子さんも芋植えに参加。 「郷土料理として伝わる、 団子にしてきな粉をまぶす料理など、 加工法を考え、 『ゆらり』 でも販売したい」 と話している。