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切り抜き詳細
発行日時
2015-5-14 8:53
見出し
命の輝き感じる季節に
リンクURL
http://tanba.jp/modules/column/index.php?page=article&storyid=4246
記事詳細
春から初夏へと変化する。 山々の新緑に目をやり、 小鳥のさえずりに耳をそばだてる。 自然の息吹を肌で感じる。 命が輝きを増す季節でもある。 農業体感施設を営む婦木克則さん (丹波市春日町) は、 「田舎の日常生活を味わって」 と話し、 もてなしの心を説く。 野菜の苗植え、味噌作り、料理などに加え、 黒井城跡登山など歴史探訪が加わる。 ふだん、 何気なく過ごす田舎にも魅力がいっぱい詰まっていることを再認識した。 自然とともにある暮らしに共感を覚える。 先ごろ、 「いのちの妙用 (はたらき)」 という本が出版された。 最明寺 (丹波市市島町) の明星坐禅会の30周年記念誌として大槻覚心住職や住職に縁のある人たちが執筆。 本の出版を見届けるように大槻住職が死去されたことは、 衝撃だった。 坐禅会に縁を得て、 執筆者の一人に加えていただいた私としても残念なことだった。 お通夜で法話を行った寺院住職は、 「30年も坐禅会を続けることは至難のこと」 と話された。 坐禅を通じて無に近づく。 自然のままに生きることの大切さを教わった。 「田植え時に水がほしいと自分の田に水を引こうとすると、 横取りされる」 と嘆く声を聞く。 「我田引水」 という言葉が日常生活でよく使われる。 自分のわがままを通せば、 争いや憎しみ合いなどが起こる。 譲り合いと寛容の精神が必要であろう。 心の持ちようで、 人は良くも悪くもなる。 自然という偉大な力や縁という不思議な働きのなかで、 生かされる人間。 生かされた命をいかにはたらかせるのか。 少しでも人のため世の中のためになるように、 命を輝かせる生き方をせねば。 自問自答しながら。「坐禅する心の灯いつまでも」(臼井 学)