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切り抜き詳細

発行日時
2015-5-10 8:25
見出し
「奥丹波の森」開園 ツリーハウスや小屋も 丹波市市島町北奥
リンクURL
http://tanba.jp/modules/news/index.php?page=article&storyid=2266 「奥丹波の森」開園 ツリーハウスや小屋も 丹波市市島町北奥への外部リンク
記事詳細
 農業を通じた都市との交流活動などを行っている市島町北奥の農事組合法人・丹波いちじまふぁーむ (荻野拓司代表) が5日、 ツリーハウスや宿泊可能な小屋などを備えた 「奥丹波の森」 (0795・85・0448) をオープンした。 森の良さや大切さ、 憩いの場としての価値を発信するのがねらい。 荻野代表は、 「地域創生の一つの実践の場として、 丹波の森や農産物のアピールにつながる活動をしていきたい」 と話している。 写真・スギの立木を利用し、 高さ5㍍ほどあるツリーハウス  同法人の農園管理棟 「赤レンガハウス」 の裏手。 約2㌶の山林の一部に3年がかりでスギの立木を利用したツリーハウスやバーベキュー場、 宿泊もできる 「森の小屋」、 丸太ベンチなどを、 有志と一緒にこつこつ整備してきた。  赤レンガハウスでは、 カレーライスなどの軽食やコーヒーなどの飲み物を提供。 整備した森の空間と合わせて憩いの場とする。 近く製粉機を導入し、 パンの材料として活用するなど、 「農」 や 「食」に関連付けた活動も発展させ、 丹波の魅力をネットで発信していく計画。 近くには鴨庄小学校の児童が自然を学ぶ 「鴨庄っ子の森」 があり、 一体的な活用も考えている。  5日には開園記念のイベントがあり、 森整備にかかわった有志や近所の人たちが森林浴を楽しんだ。 高橋竹昌さん、 竹村幻山さんによる三味線や琴、 尺八の演奏会があり、 情感あふれる和の音が森にこだました。 囲碁ボールも用意され、 明るい笑顔が広がった。  荻野代表は、 「地域にある素材をいかし、 地域にあった活動こそが大事で、 まずは仕掛けをしようという試み。 これから色んな人たちとつながっていきたい。 志のある人があれば、 活動を委ねていく」 と話している。  食事は要予約。 午前9時―午後5時。 月曜定休。