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切り抜き詳細

発行日時
2015-4-30 9:07
見出し
多彩にほのぼの陶器 地元で初の作品展 本郷の荒山さん
リンクURL
http://tanba.jp/modules/topics/index.php?page=article&storyid=8793 多彩にほのぼの陶器 地元で初の作品展 本郷の荒山さんへの外部リンク
記事詳細
 篠山市本郷の陶芸家、 荒山浩文さん (37) が5月1日から、 ギャラリー喫茶 「森の時計」 (本郷、 079・592・0336) で、 兄の了政さん (奈良県) と二人展を開く。 荒山さんは5年前に京都市から篠山に移住。 篠山で作品展を開くのは初めてで、 「普段の活動を知っていただきたい」 と来場を呼びかけている。 5月31日まで。  京都嵯峨芸術大学 (京都市) を卒業後、 同市の作家に師事し、 ブライダルの引き出物や普段使いの食器などを制作。 その後、 独立したが、 手狭になり、 子どもも2人いることから、 自宅兼工房として使えるところを探し、 小学校が近く、 自然豊かで教育環境が良く、 創作活動に集中できる本郷に移住した。  京都を中心に、 ブライダルの引き出物や、 デパート、 大型雑貨店で販売する普段使いの食器などを制作している。 今回は、 学生時代に取り組んでいた、 「ゆるキャラ」 的なほのぼのとした絵を取り込んだ食器や花器、 香炉などを出展。 了政さんの 「ラドール」 と呼ばれる粘土人形と合わせて約80点を展示する。  荒山さんは、 ネコや花、 女の子を描いた急須や、 魚を追いかけているネコを描いた器、 ネコに鳥が載っている香炉、 ふちに動物が載っている花器など、 多彩な作品を展示する。  最近は、 海外でも展示することがあり、 オーストラリアのカフェから食器の受注を受けた。 「本郷の人に家族ともども温かく受け入れてもらい、 住みやすい。 篠山で腰を据えながら、 海外にも少しずつ作品を紹介できたら」 と話している。  同店は月、 火曜日定休。 4、 5日は営業。