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切り抜き詳細
発行日時
2015-4-5 9:00
見出し
樹里亜のこと
リンクURL
http://tanba.jp/modules/column/index.php?page=article&storyid=4203
記事詳細
初孫の樹里亜は今春大学生になる。 長女とガーナ人の父との間に生まれたいわゆるハーフだ。 先日終了した朝の連ドラ 「マッサン」 では、 いつも最後の画面に幸せそうな国際結婚のカップルや家族が登場していた。 長女が結婚してから十九年、 国際結婚に対する世間の目もずいぶんと変わった。 当初、 私の実家の両親は猛反対、 結婚式には出てくれたが、 帰る度に色々言われた。 それでも初曽孫が生まれたときは、 丹波から岐阜まで来てくれた。 要は世間と違うことへの不安が小言になったのかもしれない。 長女に対しては晩年、 母も義母も 「あの子はえらい。 国際結婚だけど三人の子どもをきちんと育て、 仕事もして頑張っている」 とほめていた。 さて、 その樹里亜の高校ダンス部の卒業公演を見ようと東京まで出かけた。 ロックダンスというヒップホップ系の激しいダンスを、 切れの良い動きで踊る姿は、 いつ見てもわくわくする。 三歳からモダンバレエ、 東京へ越してからはクラッシックバレエ、 そしてロックダンスと、 とにかく踊ることが大好きな樹里亜。 大学でもダンス部に入るという。 初孫というのは色々な意味で一番思い出深い。 樹里亜に弟が生まれたとき、 赤ん坊にお乳を含ませるママの側で、 静かに涙をこぼしていた姿。 初めてママの愛が弟と分けられたことの哀しみが全身に溢れていた。 幼稚園時代、 子ども間の差別が起きたとき、 長女は 「世界には、 たくさんの人種がいること。 人間として何の違いもない」 と園児たちに話しに行った。 たくさんの愛に包まれてここまで成長したことに感謝だ。