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切り抜き詳細
発行日時
2015-3-29 8:57
見出し
酒粕使いスイーツ開発 ケーキなど3種類 「アクト篠山」
リンクURL
http://tanba.jp/modules/news/index.php?page=article&storyid=2239
記事詳細
観光施設の運営などを通して、 地域の活性化に取り組んでいる株式会社 「アクト篠山」 (小林正典社長) が、 酒粕を使ったスイーツ3種類を開発し、 3月29日から販売を始める。 篠山が誇る酒造り職人 「丹波杜氏」 をより知ってもらおうと企画。 酒を造る過程で出た酒粕を用い、 杜氏の技を洋菓子の中に詰め込んだ。 同社は、 「しっかりと酒の香りも楽しめる。 観光客だけでなく、 地元の方にも味わってもらいたい」 と話している。 写真・酒粕を用いた 「丹波杜氏の酒蔵」 スイーツ3種類=篠山市北新町で スイーツは、 「丹波杜氏の酒蔵」 シリーズ。 バウムクーヘン (1500円)、 パウンドケーキ (1300円)、 フィナンシェ (180円) の3種類を開発しており、 酒粕は 「鳳鳴酒造」 (呉服町) の協力を得た。 3種類とも酒粕を生地に使用しているほか、 ケーキには清酒も使用。 おなじみの洋菓子の味はそのままに、 ふんわりと酒の香りが鼻に抜ける。 大正ロマン館 (北新町) や昭和百景館 (二階町)、 王地山公園ささやま荘 (河原町) の観光施設を運営する同社。 観光振興を命題とする活動の中で、 以前から 「地元企業の商品を使って、 新たな商品開発を」 と考えてきた。 そんな中、 昨年、 市が宴席などで乾杯する際に地酒を用いることなどを促す 「乾杯条例」 を施行したこともあり、 伝統の丹波杜氏に着目。 酒粕との相性を考え、 スイーツに用いることを決めた。 酒の香りの強弱には、 スタッフ内で試食を重ね、 「強すぎず、 弱すぎず」 のバランスを取った商品が出来上がった。 またパッケージにもこだわり、 地酒や杜氏をイメージできるようなデザインにしている。 同社は、 「黒豆やぼたん鍋などの名産があるが、 丹波杜氏がつくる地酒も篠山の大切な名産であり、 伝統でもある。 自慢のスイーツなので、 ぜひ楽しんでほしい」 と太鼓判。 「地元の方なら、 市外に出かけられる時のお土産などにも使ってもらえたら」 と話している。 販売は同社運営の3施設で。 問い合わせは大正ロマン館 (079・552・6668)。