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切り抜き詳細
発行日時
2015-3-26 9:27
見出し
たまには丹波に帰ってきて
リンクURL
http://tanba.jp/modules/column/index.php?page=article&storyid=4193
記事詳細
丹波市民有志による実行委員会が主催した、 高校生と一緒に地域課題を考える 「地域教育フォーラム」 を取材した。 子どもと地域課題を考えることで、 地域を愛する心が育ち、 地域を担う人材ができ、 まちが元気になる―というよい循環を生もうという試みだ。 講師を務めた文部科学省職員は、 「 『いい大学、 いい会社へ』 と、 単に学力を重視した教育に税金をかけても子どもは都会に出て、 地域は活力を失うだけ」 と指摘。 岐阜県の高校生が、 認知症について市担当者、 医師会、 介護者などから学んだ経験を通して社会とのつながりを感じ、 身近な大人を尊敬する心と目的意識が芽生え、 学習意欲が高まったという事例紹介もあった。 興味を持ったのは、 地域で学ぶことで、 結果的に学力も向上するという点だ。 厳密に言うと、 岐阜県の高校のように何のために勉強するのかという目的をはっきりさせることができるということだろう。 受験があるからテストの結果が気になる。 一方で進学先は通過点であり、 社会に出れば学歴よりも人間性が問われることも分かっている。 子どもたちに自分の仕事や地域のことを知ってほしいと思っている。 子どもには帰ってきてほしいけど、 働く場がないと感じている。 自分の地域では過疎化や担い手不足が進み、 地域づくりを考えることが必要だ―。 これらがうまく、 ひと続きになって考えられるような気運が広がれば、 子どもたちにとっても、 地域にとっても好影響を生む循環が生まれるだろう。 巣立ちの春が来た。 丹波地域からまた、 夢を抱いて多くの若者が旅立っていく。 丹波を忘れないで、 たまには帰って来てください。 (芦田安生)