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切り抜き詳細

発行日時
2013-11-2 23:22
見出し
そろそろ議員1年生が終わるので振り返る(3)
リンクURL
http://yokotaitaru.com/archives/499 そろそろ議員1年生が終わるので振り返る(3)への外部リンク
記事詳細

1年生だから出来たこと

 

さて小さいながらも、何かしら出来たことはあるかもしれないよね〜ってことで、

次は自分なりに「横田は議員になって価値があったのかよ」ってことを書いてみたいと思います。

IT化の推進に若干の関与が出来たこと

 

丹波市議会では、この1年目の会期中に丹波市議会facebookページが立ち上がりました。

まだ市議会facebookページをお持ちでない市議会も沢山あり、効果はさほど驚くような

ものはないものの、時代に置いてけぼりというわけではない自負を各議員も持てているようです。

 

とはいえ、facebookページひとつ作るのにもいろいろと抵抗があるので、いちいち条例を

引っ張り出し、市役所がタイミング良くfacebookページを立ち上げてくれていて規約も

参考に出来たこともあり、ITに極めて疎い各議員からも納得を頂くことになりました。

良いことが通るわけではなく、良いことだと納得してもらったことが通るのだなあ

ということは、このfacebookページをつくるという体験を通して実感出来ました。

 

実際、丹波市議会facebookページは出来たものの、面白いことを書いたり返したりは

出来ないのです。「議員」と言うのは個人のことを指すわけで、その人が法令遵守

しながら発言していく分には誰にもそれを止めることは出来ないわけですが、

議会となると話が違ってきます。議会は20名を指すわけです。

 

だから20分の1が情熱的に燃えていたところで、残り19の情熱が、少なくとも

多数決で勝るためのあと10が傾いてこない限りは、勝手なことは出来ないわけです。

 

ましてや、相互のやりとりが楽しいソーシャルメディアにおいて、

「書き込みもらったけど、返事はどうする?」ということに対して、

「いや、個人としてはこうだが、議会としてはこうすべきだ」という意見を

ハッキリ示すとすれば、いちいち会議を開かないといけなくなるわけです。

さすがにそれは無駄過ぎ。

 

というわけで、現在は「情報発信のみで返信は原則しませんよ」ということで

運用にご納得を頂いています。こういう事例をひとつとっても、ナカナカこれまでの

やり方を守っている状態から新しいところへ踏み出すのは、まことに難しい。

特にこちらが少数派であればなおさらです。

 

あとIT推進のことで言うと、タブレットやスマホはデータ閲覧の材料として持ち込みが

可能となりました。これは僕が云々ではなく、議長が元々から推進していたことが

実現したことで、これもまた丹波市議会が変化していくために、

小さく見える一歩ですが、何事も小さな一歩を踏み出すことから始まりますから、

本当に大きな一歩であったと感じてます。

 

未だに議場に限ってノートパソコンは持ち込めませんが、議員総会や各委員会などの

会議室で行う会議についてはノートパソコンを持ち込んでも良しとなっています。

頭を整理するのにも、今や僕はパソコンを使った方がやりやすくなっていますので、

正直めっちゃ重宝しています。

 

あと議員の先輩方がITに関わろうという気持ちをもち始めてくれてます。

僕は主婦やご高齢の方向けに、超カンタンなところから教えるパソコン教室を

始めていますので、その経験からいろいろとお伝えさせて頂いてます。

 

元々は勉強熱心な方が多いので、真剣にやって頂けるとパソコンなど大したことはなく

覚えてもらえると思うのですが、なかなか苦手意識はカンタンに克服しては頂けません。

 

しかし、facebookを使う議員も増えてきており、利用している議員は過半数を

超えたと思います。視察に行った際に強引に始めてもらう(笑)という方法が

ほとんどでしたが、始めてもらうと各々で使い方や頻度は違うものの、やはり反応が

返ってくるというのは嬉しいものですから、楽しんで使って頂いているようです。

 

元来、対話を通じて市民のニーズを把握しなければ市議会議員の仕事は務まらないと

仕事を始めてから思っているわけですが、そういう意味ではソーシャルメディアは

非常に沢山の人と対話出来る可能性を秘めたツールです。

相互のやりとりがカンタンに出来るツールを市議会議員が当たり前のように

使いこなせるようになることは、市民の声をひとつでも多く集めたり、

逆に説明をしたりすることによって、市民の意見がきちんと反映されたり、

まちづくりに理解や協力を頂ける市民をひとりでも増やしていくことに

つながるように思います。今後もいろんな可能性を試し、少しでも丹波市にとって

価値のある実例が生み出せたらな~と日々試行錯誤です。

 

これ長くなるな。続きにしよう。

 

つづく